肩こりが改善していく経緯

A様

女性
お住いの住所 大阪市
ご年齢 30代
お仕事 会社員
お悩みの症状 肩こり

A様が来院された経緯

仕事で8時間〜9時間パソコン作業をするので、一日中同じ姿勢で仕事をしている。

そのせいか、肩こりと寝違えの様な痛みを感じる様になって来た。

時々目の奥が痛くなり、吐き気を伴う頭痛が出てくる。

仕事中に席を立とうとしてピキッと腰に痛みが出ることもあった。

 

病院でストレートネックと言われ電気とマッサージなどで治療していたが、痛みを繰り返すので体を根本から治したいと思い受診されました。

当院での検査結果

以前ストレートネックと診断されていたそうですが、改めてレントゲン検査させていただきました。

 

レントゲンでの検査結果…

・頸椎1番の可動性低下

・頸椎2番の可動性低下

・上を向いた時の頸椎の可動性低下

・頸椎5番 変形

・頸椎6番 変形

・ストレートネック

・腰椎5番ヘルニア

が見つかりました。

 

レントゲンを見てみますと、ストレートネックが進行しており、首の骨2つ変形してしおりました。

最近よく聞くストレートネックですが、この状態を放置しておくと首の骨がどんどん変形して行きます。

変形が進むと頸椎にヘルニアを起こすことがあります。

他にも頸椎1番2番可動性低下上を向いた時は全体的に首の骨が動いていないことがわかりました。

この二つが非常に問題で、ストレートネック生んだ原因にもなっております。

 

肩こりが起こる原因はストレートネックになった事により猫背が生まれてしまうから首肩負担がかかりコリが発生してしまいます。

首をしっかり治療する事によりストレートネックと猫背を改善し、肩こり改善していきます。

 

他の症状の頭痛腰痛に関しても同時に改善をして行きます。

頭痛はコリがひどくなった時に出現するものなのでコリを改善すれば同時に治って行きます。

腰痛に関しては猫背が生まれた時の副産物です。

猫背になると同時に腰が引けてしまいます。

が引けてしまうと負荷が腰に集まってしまい、腰が耐えきれなくなり痛みを発することがあります。

首を治療し、猫背を改善する事によって同時に腰を伸ばして行き、腰痛を改善して行きます。

ストレートネック

治療内容と経過

初回にアプローチをしたのは頸椎1番と2番です。

1番2番の動きが首のとって非常に重要です。

1番と2番の動きが固まってくると次第にアゴが前へ前へ出てしまいます。

アゴが前に出る(頭の位置が前へ)行くと首への負担がどんどん増加して行き、首の骨が耐えれなくなって行きまっすぐに伸び上がるとこによりストレートネックが生まれてしまいます。

まずは1番の根本原因である1番2番の動きを正常化させる事によりアゴが前に行くのを抑えて猫背にならない様に持って行きます。

 

治療後の変化としては、治療前と比べて肩の張りが取れており、アゴが自然と無意識に引ける様になっていました。

ご本人さんの感想でも、肩が軽くなった感じがするのと、無意識に胸がしっかり張れていて背筋がピンとなった気がするとの事でした。

 

2回目の治療

2回目は6日後に来ていただきました。

肩こりはあるものの、だいぶマシになっていると喜んでいただけました。

頭痛も特に出てはいなかった様です。

2回目体を見させていただくと少し猫背は悪い方へ戻っていました。

肩の張りも前回ほどではないものの戻っていましたので再度治療をして体の緊張を取る様にしました。

今回は前回同様頸椎1番2番をメインに治療をして、加えて胸椎(背中の骨)も治療して行きました。

どうしても猫背になっている時間が長いと胸椎(背中の骨)が固まって来てしまいます。

今回はここもしっかりと治療をして、より体が伸び上がる様にもっていきました。

2回目治療後もすごくスッキリしたとおしゃっていただき、次は1週間後に見せていただく事にしました。

 

3回目の治療

前回から1週間後に体を見せていただきました。

前回よりも体が楽になって来たとおっしゃってくれました。

体を診させていただくと、確かに前回より張りが少なく非常にいい状態で1週間過ごされたことがわかりました。

ただ、詳しく見て行きますと、まだ改善するところはありますので順次体の改善を試みました。

頸椎の動き・胸椎の動き・腰椎の動き・骨盤の動きなど、体全体を調節して行き不調の再発しない体作りをして行きました。

4回目以降も週に1回づつ体を見せていただき、6回ほど治療をしたところでほぼほぼ症状が消えていたため、ここから先は様子を見ながらメンテナンスをして行きましょうということで、体がしんどくなりそうになる前に来ていただくという形に変えて行きました。

のぎ整骨院