骨を強くしよう! 「骨密度と骨量について」

なぜ骨は弱くなっていくのか?それを今回は見ていこうと思います!

 

なかなか知られていないのですが「カルシウムだけでは骨は強くならない」ということをみなさんには知ってほしいです。

 

でわ順番に骨について見ていきましょう!

 

骨というのは骨形成と骨吸収という働きを常に続けてます。

カルシウムは骨と血液中を行き来します。
この際骨から血液中にカルシウムが流れ込むのを抑えるものの中に女性ホルモンがあります。
女性に骨粗しょう症が多い原因として閉経後に女性ホルモンの分泌が減るため血液中に流れこむカルシウムを抑える事が出来なくなって骨が弱くなるという事もあります。
骨が弱くなる原因としては、この骨が作られる事と破壊されて吸収されるバランスが悪くなると骨は弱くなっていきます。
骨=コラーゲン(骨基質)+カルシウム・リン
一見何も変化していないように見えているが常に破壊(吸収)と形成を繰り返している活発な臓器です。
カルシウムの貯蔵庫として働く
血液中のカルシウムが低下すると骨から血液中へカルシウムが流れ込みます。
「カルシウムの働き」
人体内のカルシウムは
貯蔵カルシウムが全体重の1.5~2%
機能カルシウムが全体重の1% です。
貯蔵カルシウム⇨人間の骨や歯の成分
機能カルシウム⇨血液や神経・筋肉の中に存在する
*体をアルカリ性に保つ⇨体を酸性から守る(免疫力アップ・老化防止)
*神経の伝達・筋肉の収縮をサポート⇨体の動きをスムーズにして穏やかな気分にさせる
*脳の信号を送る⇨脳梗塞・心筋梗塞の予防
骨と牛乳…
牛乳を飲めば骨は強くなる?? (欧米人は牛乳を多く飲むのに骨が弱い?)
A.牛乳だけでは骨は強くなりません!
牛乳にはカルシウムとリンが多く含まれています。
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現代の食生活の中ではカルシウムよりもリンが多くなっています。
牛乳によって同時に摂取するとリンの過剰摂取になるかも?
リンの過剰摂取は骨を弱らせる?
リンを多く摂取すると副甲状腺ホルモンがリンを吸収しないように頑張る。
結果
副甲状腺ホルモンは腸管からのカルシウムの吸収を抑制する
血中カルシウム量が低下する
骨からカルシウムが溶け出す
ミネラルバランスが大切になってきます。
カルシウム:リン
※  1:2〜2:1が理想
骨を作るミネラルは「カルシウム・リン・マグネシウム・カリウム・亜鉛」
ミネラルバランスを指揮する成分が「ケイ素
ケイ素 元素記号=「Si」
地球上では酸素の次いで二番目に多い元素として自然界に広く存在するミネラル成分です。
 「土・岩・石・砂」など、鉱物の主成分(地球の約60%を構成しています)
人体にとっては骨や血管・毛髪・皮膚など、人体のあらゆる細胞を構成する重要なミネラルです。
骨を強くするには「ミネラル」「ビタミン」「日光」「運動」が非常に重要になってきます。
次に、骨量 と 骨密度 の違いについて
骨量…骨全体に含まれるミネラルの量
   成人になると骨の量は増えないので 
   骨量 = 骨の強さになる
骨密度…骨の中心部分(海綿骨・骨梁)の密度
カルシウムだけを摂っていると骨量は増えるが骨密度は低い
かりんとうの様な骨になることも…
骨代謝がピークになる18歳前後までに骨量をできるだけあげておく事が大事!
※ 一度減ってしまった骨量(骨密度)を元に戻すのは大変
 ⇨食生活の改善や運動により減少をゆるやかにすることも可能
骨エクササイズ
骨は長軸方向の負荷をかける運動をするといい!
例) 重量挙げ・ジャンプ・ランニング・歩行など
 まずは右足10回・左足10回・両足10回からジャンプをしてみましょう!!
ジャンプをしている男の子のイラスト
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のぎ整骨院